水分摂取とパンプアップは関係があり、例えば「今日は筋トレしてもパンプアップしないなぁ」なんて時もこれが原因かも。
そもそも水分補給の目的は、
血管内に水分をとどまらせることで血圧をコントロールしたり、血液の流れを良くしておくため。
ただ普通の水やお茶では一旦血管に吸収されても分子が小さいため血管から流れ出てしまう。
これでは水分補給の目的を効果的には果たせない。
喉が渇いた時に一気に水を飲んだあとすぐトイレに行きたくなることがあるのはこの関係性による。
水を飲んで2時間以内に尿量が多く、尿の色が透明の場合は水分が体内にとどまってないとも言われている。
空腹時に大量に水やお茶を飲むと更にその傾向が強いらしい。
では体内に水分を留まらせるには、
塩分、酸、カリウムなどの電解質が必要で、これらと水分が結合すると分子が大きくなり、血管から漏れ出づらくなる。
具体的には水の塩分濃度は0.1〜0.2%が適切と言われる。
これは水1Lあたり塩を1〜2g(100mlあたりナトリウムが40〜80mg)くらい。
塩飴をなめて対策するのもあり。
塩飴でも人気の高いのはこれ。
和歌山県産の梅肉ペーストが入った梅塩飴で、梅肉がしっかり感じられる食感は、生の梅干しが好きな方にもぴったり。
梅肉感がしっかりあることで、1粒で満足感が得られること間違いなしです。
そのネーミングのようにしょっぱさがやや強く、塩分補給用として携帯するのにもおすすめ。
ミネラルとクエン酸がぎゅっと詰まっている。
こんなのもいいかも。
話を戻してたまにパンプしない時などは水分、栄養摂取が不足していることが原因の場合が多く、筋トレ前に適度に摂取しておく必要がある。
また水分補給する際にアミノ酸や脂肪、ビタミン、ミネラル等を一緒に摂取することで水分の体内保持率が上がるとも言われている。
ちなみに水分摂取により体の毒素が抜けると言う話があるが空腹時にただの水を飲んでも毒素は抜けないらしい。
これらパンプアップのためにハイドレーションストラテジー(戦略的水分摂取)という方法を利用することがある。
具体的な方法としては、
朝から30分おきに30〜100ml筋トレ前からは10分おきに上で述べた電解質入りの水分を取ること。
この時注意すべきは食事と一緒にとる時にがぶ飲みすると胃酸が薄まり消化不良になりやすいのでやはり基本は水を取るのはこまめにすること。
また体内の水分保持率を上げたいからと言ってトイレを我慢するのは良くない。
このハイドレーションストラテジーは体内に水分が十分に含まれパンプアップするだけでなく体調不良にも見舞われにくくなる。
朝から30分おきにと言うのが厳しければ最悪トレーニング前の水分補給だけでもある程度は効果があるらしい。
運動中も同様に電解質の入った水を飲むことで体内の隙間から水が溢れ出すような症状の急性ナトリウム血症(目眩や頭痛、腹痛など)の予防ともなる。
ちなみにトレーニング前にバナナを食べると調子がいいと言う人がいるらしいがバナナにはカリウムが多く含まれているためと考ることもできる。
実際ボディービルダーの人でも筋トレ中の筋肉への反応がいいということで塩分を入れることがあるよう。