ダイエットと水、筋トレとの関係性について解説。
ダイエットへの影響と水分摂取が必要な理由
1ヶ月!騙されたと思って水を毎日2リットル飲んでみよう!
下記のような研究結果もあるようでほとんどの人が1日に必要な水を摂れていないとされている。
7% :まったく水を飲まない
36%:コップ1~3杯
35%:コップ4~7杯
22%:コップ8杯以上
じゃあなぜそこまで飲まなきゃいけないのか?
知っておくべき5つの理由をあげておく
理由1
ダイエット効果として空腹でいる時間を減らせる
↓
余分なカロリー摂取を抑制できる
↓
無理な食事制限をしなくてすむ
理由2
水分が体に多く含まれていることでパフォーマンスが上がり活発に動けたり、一日に使う代謝エネルギー量を上げることができる。
逆に水分が不足している場合、疲労感や倦怠感を感じることが多くなる。
理由3
体脂肪燃焼率が上がる。
水を飲んだ90分は24%増加すると言われている。
また朝飲むことで身体が目覚め、一日の代謝が上がると言われている。
理由4
脳が活性化する
偏頭痛の人や肩こりからくる頭痛は脱水症状が原因の可能性もある。
理由5
身体がつり易い人も水分や塩分が足りないことが原因という可能性がある。
筋トレへの効果
筋トレへの効果は下記記事でも書いたが血液の流れを良くして必要な栄養を体のいろんなところへ届けてくれる。
ハイドレーションストラテジーという言葉もあり体調不良にも見舞われにくくなる。
水中毒
でも水のとりすぎでおこる「水中毒」は問題ないのかということになるので水中毒についてもまとめておく。
水中毒とは水分を大量にとると血液中のナトリウム濃度(塩分の濃度)が低下し、「低ナトリウム血症」という状態に陥ってしまう状態のこと。
最悪、命を落とす危険性もある。
主な症状は、
めまいや頭痛、多尿・頻尿、下痢など。
悪化すると、
吐き気や嘔吐、錯乱、意識障害、性格変化、呼吸困難などの症状が現れ、死に至る場合も。
適度な水分摂取量とは?
1日2.5Lの水分が必要といわれるが、普通に生活しているだけでも2.5Lの水分が失われている。
年齢や性別、体格などの個人差はあるが、食事中の水分や体内でつくられる水の量は1.3Lで、排出した分も補うために、新たに1.2Lの水分を摂取する必要がある。
厚労省が奨励している「健康のために水を飲もう」推進では、平均的にコップの水をあと2杯飲めば、1日に必要な水の量を概ね確保できるとのこと。
さらに暑い日や激しい運動をする、ダイエット目的の場合はもう少し多めに水分補給する必要があるのでその場合は2~3L程度を目安とするといい。
決められた量の水を無理に飲み続けることは避け、適宜水分を補給することを心がければ、過剰摂取にはならない。
水中毒への対策
経口補水液は、脱水症状だけでなく水中毒の対策としても効果的。
人間の体液に近い成分で作られた経口補水液は、塩分や糖分が含まれている。
ナトリウム濃度はスポーツドリンクの2倍~4倍ほどであるため、水分だけでなく十分な量のナトリウムを摂取することができる。
経口補水液は水1Lに対して塩3g、砂糖40gを加えることで自分で簡単に作ることができる。
ただ味については体内のナトリウム濃度にもより、脱水症状が進むことで、ようやくおいしく感じるようになるという性質があり、このままだとおいしくはない。
おいしくするには1Lの経口補水液に対して大さじ2~4杯のレモンやグレープフルーツの果汁を加えたり、砂糖をハチミツに替えたりするのもおすすめ。
水道水とミネラルウォーターどちらがいい?
結論から言うとどちらでもいいと思う。
ただ最近では水資源の問題も徐々に取りざたされてきている。
下記記事のようにボルヴィックの水資源が枯渇し始めているとのことで原因は色々あるようだが汲みすぎていたり、自然環境の変化などの影響もあるようだ。
日本では水道水が直接飲めるほどまできれいにされているので個人的にはコスパも考えて水道水でいいように思う。