京王バスを初めて使ってみた印象
京王バスが使いづらいという問題についてお話ししたい。
京王バスは、東京都内で広く利用されている交通手段の一つだが、初めて利用する人にとっては戸惑うことが多々あるはずだ。
経路が複雑
まず、京王バスの分かりづらさの一因は、路線やバス停の多さ。
東京都内には多くの京王バスの路線があり、それぞれが異なるエリアをカバーしている。
しているが故に初見の人には目的地に行くにはどの路線が最適か、どこで乗り降りすればいいか、かなり分かりづらくなっている。
したがって、目的地までの正確なバスを見つけるには、事前にルートや時刻表を調べておくことが必須となる。
事前確認なしにはスムーズに目的地に行くことはほぼ難しい。
さらに、京王バスのバス停は他の交通機関と共用されていることが多いため、バス停の場所や案内が不十分なことがある。
バス停に行ってみても、どのバスが目的地方向へ直接向かっているのかを特定するのは難しいことがある。
遠回りする路線もあり、本当は20分で着くところを40分かかってさらに料金も想定より高くなることもあるのだ。
おじいちゃん、おばあちゃんとかは使いづらいだろうなー。
実際うちの両親も慣れてるバスなら乗るけど初めてのバスなら電車があるなら電車を選択すると言ってるし。
バスは比較的高齢の人が使うイメージがあるが、その高齢者が使いづらいとなるといよいよバスの利用価値が無いような。
アプリが分かりづらい
じゃあとりあえずスマホで調べられればいいと思うが、路線の系統は出てくるのに、京王のアプリだと肝心の発着する停留所の場所が直感的にわからない。
半ばこの路線ならこの乗り場というのを覚えるしかない状況。
系統は番号で書かれてるので、もちろん番号からは停留所の場所は推測できない。
到着や発着の時刻表に対してどのくらい遅延してるかも気になるが、精度が悪いのか遅延表示されていても通常通りの時間に発着してるものもあり、そもそもリアルタイムにあまりリンクしてない。
何だか誰目線でアプリ開発しているのかと思ってしまうほど。
使いやすくするリソースもコストもないのだろうか。
定期券があまりお得ではない
平日だけ使うなら定期買わないほうが割安の場合もあるなんてみんな知ってるだろうか。
電車の定期しか買ったことのない自分は少なくとも知らなかった。
たとえ定期を買っても出発地点と到着地点が同じでも多少の経路が違うだけで、別途追加費用が発生するなんてこともある。
電車なら乗り換え等を自分でするのである程度費用が変わることは理解できるけど、初めてバスを定期利用する人は同じようなバスに乗ってるだけで費用が追加されてるなんて気づかないし苦労するだろうな。
定期券はどのくらいお得になるか?という質問に対してカード利用なら1.5%お得って定期購入とカード利用をごっちゃにしてて、直接的な回答してないし、何だかこの受け答えを見てもユーザー目線でない気がする。
まあ、定期購入だけじゃいろいろな条件設定もあるので答えづらいのかもしれないが、結局お得にならないということなのだろう。
定期券購入窓口の対応もいまいち
平日使いならあまりコストメリットないことを窓口の人に告げて返金依頼すると、窓口の人はコストメリットがあると思ってたらしく、その場で計算してもらったらコストメリットがないことに気づいていた。
売ってる人がそのような認識もないとは。。
また、定期は場所によって小田急バスと共通利用できる定期や京王バス専用だが定期同運賃区間なら乗り放題というもっとくパスというのもある。
これがまた分かりづらくさせている。
自分は最初もっとくパスがお得かなと思って買った。
そしたら小田急バスの方が目的地に着くのに早くつくことが多く、時間帯によっては小田急バスの方が多かったりしたのでもっとくパスを解約して、小田急バスと共通利用できる定期を再度購入した。
更に更に共通定期だと平日利用なら普通に一回ずつ購入するのとほぼ変わらないことが後から計算して分かってそれも解約して、その都度PASMOで払うことにしたというありさま。。
何かもっとちゃんと説明してくれたらいいのにと思う。
でも細かく聞いてたら一つの窓口で行列ができるし。。
じゃあサイトに書いてあるかって調べてみると本当に分かりづらい。
高校生位の子供や高齢者はもっとわかりづらいだろうな。
どうしてこうなってしまったのだろう。。
最後に
このように、京王バスの利用は初めての方にとっては少しハードルが高い。
しかし、自転車なら最短で向かうことができる。
短い期間なら自転車に切り替えるのもありだろう。
シェアサイクルなどを使ってみるのもありかもしれない。