リノベででは変えられない部分もある。
それらを重点的に事前に注意点をピックアップしておいて自分が行くときに便利な状態にしておく。
基本的な考えとしては、
個人で変えられない共用部などの部分を主に確認する
ということ。
事前準備として、
間取りはそう変えられないので自分の生活を想像してどのような間取りかも考えておくとよい。
実際に内覧でのチェック項目は、
注目点
座った場合の外の景色、室内の見え方
家では大抵座っている。
その時の目線で外からの視線が気にならないか、室内に関しては座ると意外と圧迫感があったりするのでその点も問題ないか
日当たり
日当たりはリノベで改善できない。
時間帯によって日差しの方向は変わるので要注意。
風通しと眺望
マンションで重要となる。
風が通らないと湿気がこもり、家が傷みやすくなるので、必ず窓を開けて実際に風を通してみましょう。
その際、周囲の眺望と騒音にも注意しておきます。
騒音
大通りに面していないか。
電車が近すぎるとうるさいように車通りが多いところは騒音が気になる。
収納スペース
高さや扉の開き方によっても使い勝手が変わる。
例えば、押し入れの上側と下側で完全に仕切られていないような出っ張った棚のような場合は収納率が下がる。
カビの有無も要チェック。
シャワーなどの水圧
古い家だとキッチンを使ってる際にシャワーの水圧が弱まったりすることがある。
海外のような嘘のような話だが実際にある。
多少であればシャワーヘッドを交換して水の出口を減らすことで改善はできるが事前に確認しておくこと。
仲介業者に質問すること
リアルな交通便
物件概要に書かれている利用沿線・駅と徒歩分数だけではわからない実際の交通事情がある。
例えばラッシュ時の電車の込み具合や乗換にかかる乗車時間、駅までの道のりで長い信号待ちがないかや近道の存在など。
バス便があるところでは、電車では直接行けない場所とつながっているケースがある。
通勤時のみならず土日の足になったりもするので、確認しておくこと。
生活の利便性
実際にその物件に住んで生活する人が知っている情報として近隣スーパーの営業時間や近所のクリーニング店や病院、本屋やカフェ、図書館などがどこにあるかなど。
帰宅が遅い人は夜遅くまで営業している飲食店などの情報なども要チェック。
周辺環境
物件概要では分からない周辺環境には、音や匂いの問題がある。
駅チカのマンションでは商店街からの音や匂いが意外と気になったりする。
また施設の混雑度合いも実際に利用してみないと分かりません。
近隣住民
マンションの場合は隣人のみならず上下階の確認が必要。
音の問題などでトラブルになったことがあるかどうか。
世代や家族構成など分かる範囲で情報を得ておくと、先々で役に立つ。
売却、転居理由
自分が購入や借りるかどうかの判断材料にもなる。
マイナス材料は売主が積極的にオープンしないが、2020年の民法改正で売主が下手に隠し立てをすると「契約不適合責任」を問われるようになった。
問題があった場合、買主は契約解除だけでなく追完請求、代金減額請求も行える。
こうした背景も踏まえて、失礼のない範囲で、聞くべきことをきちんと質問すること。
またどのくらいの期間で入居者が入れ替わっているかという情報もあると室内や周辺環境などを含めた全体の印象もつかめて自分が住む際の参考になるかもしれない。
相見積もりをすること
紹介してくれた仲介業者で借りたり購入しないといけないわけではないので見積もりをもらって費用、サポート全体を見て決めること。