窓などの開口部を通して、
冬に暖房の熱が逃げる割合は58%、
夏の冷房中に入ってくる割合は73%にもなると言われる。
ということは暑さの7割、寒さの6割の要因は窓にあるということになる。
もちろん、家の断熱性能や形状などによって異なる部分はあるが。
U値で見た違い
例えばよくあるアルミサッシに単板ガラスの窓では、U値が6.5[W/㎡・K]とかなり低い。
日本の住宅の8割以上がこのような状態だという。
このアルミサッシと単板ガラスを樹脂サッシの複合ガラスにするとU値はいくつになるかというと大体0.6[W/㎡・K]とか一桁違うくらいになる。
G2(0.46[W/㎡・K])を目指すとなるとやはり窓の対策は最優先事項となりそう。
コストで見た違い
じゃあ値段としては通常のアルミサッシと比較してどうなのかというと、
オール樹脂サッシの本体価格はアルミサッシの2倍、
樹脂とアルミの複合サッシは1.5倍程度、
とそれなりに高額になる傾向。
樹脂サッシのリフォームを行う際にかかる費用は、
内窓を追加する場合には8~15万円、
窓自体を丸ごと樹脂サッシへ交換する場合は25~60万円位になる。
ベランダに出入りできる掃き出し窓のような大きい窓だと、
30万円以上となる。
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