上記の記事でも記載したUA値やQ値、C値。
意味は分かったけどどのくらいを目指すべきかそのあたりの感覚がわからなかったのでまとめてみた。
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UA値
UA値は、
HEAT20という団体の基準が参考となる。
HEAT20とは、地球温暖化とエネルギー問題への対策として「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」の略称・呼称で2009年に発足した団体。
住宅の省エネ化、高断熱化と住む人の健康や快適性向上のための技術開発、評価手法、高断熱化の普及等をしている団体。
そのHEAT20が提唱するグレードというものがあり、G1,G2とある。(最近ではG3というものも出てきている)
G1だと、UA値が0.56(Q値だと1.9)
G2だと、UA値が0.46(Q値だと1.6)
G2だと、UA値が0.26(Q値だと0.7)
(下記国土交通省のサイトで東京都・神奈川県の多くが含まれるエリア6地域の場合)
https://www.mlit.go.jp/common/001317029.pdf
ある記事によると
G2は、
30年以上住むのであれば、この基準が最も費用対効果が高いと言われている。
G3は、
60年以上の超長期で考えた場合に、ランニングコストでメリットが出てくると言われている。
ただ住む場所やその時代のリノベ費用などもあるのであくまで参考でしかないが。
C値
C値は、
気密に意識がない事業者の場合はC値が2~3c㎡/㎡になっていることが多い。
最低でも2c㎡/㎡以下、できれば1c㎡/㎡以下がよい。
例えば一条工務店は、全棟1万3全棟くらい建てて平均C値が0.59と言われている。
ただC値が0.5とか0.6になってくると隙間から漏れる空気量はほとんど変わってこないらしい。
なので数字があるとそれに囚われがちだがこのくらいの領域になってくるとC値が0.5だからいい!0.6だからちょっと・・とその差で気にするレベルではないかもしれない。
最後に
また、きちんと断熱リノベをしてくれる工務店を見つけるためには、
・UA値を計算したことがありますか?
・C値の測定をしたことがありますか?
このあたりを聞いてみると工務店の実力が分かるらしい。
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