住宅の断熱性能を上げるための優先的に挙げられるのが窓。
その理由は窓から熱が逃げたり、入ってきてしまう割合がその他の壁や床に比べて大きいため。
樹脂窓の重要性
じゃあその窓を樹脂窓にするとどれだけ効果があるかということになるがよくあるアルミサッシ窓に使われるアルミは熱伝導率が高く、同じ金属である鉄の3倍、ステンレスの16倍の熱伝導率を持つ。
一方、樹脂は熱を伝えにくく、アルミの1/1400倍となり断熱性能が高いと言える。
じゃあ窓枠とガラスで窓はできていて窓の方が面積が大きいので窓だけ対策すれば断熱できるのではないかという考えもあるがガラスだけだとアルミサッシの部分で結露が発生してしまう可能性がある。
またアルミと樹脂の複合サッシでも結露してしまうので十分ではない。
樹脂窓の気になるところ
樹脂となると日差しに弱いとかそもそももろいとか弱いという耐久面を心配されがちだが樹脂の中にもいろいろな種類がる。
洗濯ばさみやバケツなどに使われる「ポリプロピレン樹脂」は日差しに弱いが樹脂窓に使われる素材は「PVC(塩化ビニル)」というもの。
PVCは車の部品や下水管など幅広く使われ、耐久性の面でも50年保証のものがあるくらいの素材となる。
そもそも樹脂窓の素材としても30年以上の実績があり、
世界でも気温の低い地域以外にも赤道に近いインドやタイなど世界中の住宅で使用されている。
樹脂窓の効果
高断熱
冬の窓からの熱流出を一般的なアルミと樹脂の複合サッシと比べると3割程度削減できる。
ここからも高断熱な家にするにはまず窓を樹脂窓に変えることが最も効果的かつ効率的と言える。
省エネ
熱の出入りが少ないということは室温を保つためのエアコンやストーブなどの熱も減らすことができ当然省エネとなる。
快適、健康
室内での温度の変動を緩やかにしムラのない快適な温熱環境を作ることができる。
例えば樹脂窓を採用していて高性能なエコハウスであれば暖房を使っている部屋、使ってない部屋の温度差がほとんど感じないレベルとなる。
これはよく言うヒートショックの防止にもなる。
最後に
このように樹脂窓は省エネということだけでなく健康で快適な生活をおくるうえでも重要なものとなる。
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