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Lemnosの電波時計直してみた

5年以上使用してるレムノスの時計。

最近針が止まりぎみだなーと思って電池交換とかしてたけどついに電池交換でも動かなくなってしまったので修理してみた。

時間はかかってしまったが治し方によってはすぐ治せたので、その方法をまとめておく。

※この記事は5分で読めます

直したもの

ちなみに直してみたのはレムノスの「時計台の時計」という電波時計

どんなインテリアにも馴染み、何より視認性が高く、ストレスを感じないところが好きなところ。

φ254mmとφ305mmのものがあるが自分はφ254mmの方。

メーカー:レムノス(Lemnos)

製品名:時計台の時計

故障の症状

電池を入れ替えても動かなくなった。

最初は電池の入れ替えで動いていたが最近はピクリともしなくなっていた。

修理方法

早速修理していく。

主にやることは、

  1. 裏面のビスを外す
  2. 時計の針を外す
  3. 電池端子部の確認
  4. ムーブメントの修理(交換)

具体的な方法を順に記載していく。

1. 裏面のビスを外す

枠と文字盤が裏側から4個のビスでとめられている。

下記画像はビスの写真がなかったのですでに文字盤を外したあとの状態。

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2. 時計の針を外す

時針と分針を上に持ち上げるように順に外していく。

次に、この丸い金属部分を回してムーブメントと文字盤を離す。

通常は、これで外れるが今回の時計はムーブメントと文字盤の間に両面テープで固定されていた。

下記画像は修理後に再度両面テープをつけて固定するときのものだがこの箇所に両面テープが貼りつけられていた。

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こちらはムーブメントに残っていた両面テープの残骸。

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3. 電池端子部の確認

ここで治せれば治す。

今回は、 半田の付け直し、リード線の交換をしても動き始めなかったので諦めてムーブメント自体の交換をした。

実際、下記画像のようにリード線の断線、電池端子部も錆びたりしていたので交換したり、きれいにしたが駄目だった。

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4. ムーブメントの修理(交換)

う~ん、開けてもどこが悪いのかわからず。。

 

やむなく、ムーブメントを新しいものに交換するためにAmazonでぽちり。

ムーブメントの種類

ちなみにムーブメントには種類がある。

針の動作方式

クォーツムーブメントの針の動きには『ステップ』と『スイープ』の2種類がある。

ステップ式

秒針(および分針)がカチッカチッと等間隔に時を刻んでいくタイプ。

静かな場所にあると音が聞こえる。

スイープ式

秒針(および分針)が滑らかに動くタイプ。

動作音はスイープ式のほうが静かだが、無音ではない。

シャフトの長さ

3種類の長さがある。

ショートシャフト:3mm以下のベース(文字盤)向き

ミドルシャフト:3~9mmの厚さのベース(文字盤)向き

ロングシャフト:10~19mmの厚みのベース(文字盤)向き

※シャフトの色はゴールドまたはシルバーがある

 

元々のものが下記の画像。

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シャフトは5mm程度で動作音がカチカチなるステップ式のものだった。

今回は静かなスイープ式でミドルシャフトのものにした。

 

Amazonの安物が不安な人は、DIY用のムーブメントは、国内のもあるのでそちらでもいいかも。

例えば、セイコークロック(現セイコータイムクリエィション)のSKPシリーズの誠時。

シャフト長が4種類ラインアップされている。

それぞれシャフト長と動作方式を書いておく。

SP-200:4mm、ステップ式

SP-340:4mm、スイープ式

SP-300:7mm、ステップ式

SP-310:7mm、ステップ式・逆回転

SP-330:7mm、ステップ式・透明

SP-350:7mm、スイープ式

SP-390:10mm、ステップ式

SP-400:18mm、ステップ式

 

で、自分が買ったものが下記。

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時計の針が入っているが口コミ通り、パッキンで包まれているだけだった。

今回、針は以前のものを使えるので問題なし。

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あとはこのムーブメントを針を外す部分で出てきたナットのようなもので文字盤を挟むだけ。

両面テープはなしでも大丈夫。

修理後の症状

無事に音も静かになり、動作するようになった。

修理で気を付けること

初めは少し面倒ではあるが、どこのビスだったか分からなくなるので、写真を撮っておいたり、外した順番にトレーごとに分けてビスを置いておくと元に戻すときに混乱しないで済む。

時計は構造もシンプルなのでビスも少なく、無くす危険性は少ないが、最初はわからないと思うので念には念を。

最後に

今回の修理自体は「ビスを外す」、「ムーブメントの交換」くらいでスムーズにいけば30分もかからないだろうが、ムーブメント自体の修理も試していたので時間がかかってしまった。

ムーブメント自体を修理できれば良かったが半田の付け直し、リード線の交換をしても動き始めなかったので結局は諦めてムーブメント自体の交換をした。

このような分解が面倒であれば中古で購入することもできる。

 

 

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