20年以上使用してるSONYのコンポ。
CDのトレーが出しっぱなしになってしまうようになってしまったので修理してみたのでその方法をまとめておく。
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直したもの
20年くらい前に購入したもの。
リモコンは先日直した。
今回は下記製品に付属されてる本体を修理した。
セット名:CMT-PX3 ミニハイファイコンポーネントシステム
(CD/MD/AM/FMラジオチューナーコンポ)
本体:HCD-MD595
スピーカー:SS-CMD595
リモコン:RM-S5
故障の症状
CDトレーが出っぱなしになる
電源を切ってもこのまま。
電源入れて開閉ボタンを押しても一度は閉じるがすぐに出てきてしまう状態。
修理方法
早速修理していく。
主にやることは「ビスを外す」、「フラットケーブルを外す」「ゴムの交換」。
具体的な方法を順に記載していく。
1. 上蓋を外す
上蓋は左右2個ずつのビスでとめられている。
2. 正面のディスプレイを外す
底にビス3本でとめられているので外していく。
ディスプレイ部は電磁波ノイズを撒き散らしやすいので底蓋の外観グラウンドをアースとしてそことクリップで導通させることで上蓋と底蓋でシールドを作ることでノイズをまき散らさないように対策していると思われる。
3. MDプレイヤー部を外す
この赤いリード線も静電気による誤動作対策や電磁放射防止対策用にアースとして上蓋をグランドに落としてシールドとするためのものと思われる。
ビスは上蓋に3つ、
MDプレイヤー自体に4つ止められていた。
フラットケーブルは2本。
4. CDプレイヤー部のゴムを交換する
左が入っていた輪ゴム。
ちょっと緩くなって大きくなってしまっている。
これを少し小さい輪ゴムに交換する。
この輪ゴムはアマゾンでも販売している。
修理後の症状
下記画像のようにCDトレーが無事に収まるようになったので修理完了。
修理で気を付けること
初めは少し面倒ではあるが、どこのビスだったか分からなくなるので、
写真を撮っておいたり、外した順番にトレーごとに分けてビスを置いておくと元に戻すときに混乱しないで済む。
最後に
実はCDトレーが出っぱなしになるほかにも下記症状がまだ直っていない。
- ディスプレイの表示が薄くて見えづらくなっている
- MDプレイヤーにMDが入ったままで取り出せなくなってしまっている
ディスプレイ部の裏側だがビスを全て外しても基板を外すことができなかった。
この点どうやって直せるか分かる人は教えてほしい。。
今回の修理自体は「ビスを外す」、「フラットケーブルを外す」「ゴムの交換」くらいの分解のみで3時間くらいだったが、分解が面倒であれば中古で購入することもできる。