去年まではコロナなどの影響で期間延長などがあったが、通常、確定申告は3月15日まで。
ただ、還付申告というものがある。
ふるさと納税の寄付金控除や株の配当金控除だけでなく、FXの繰り越し損失など還付申告という形でまだまだ確定申告はできるのでやってみよう。
どのように記載すべきか躊躇してしまいそうな項目は主に↓
還付申告と言っても、確定申告と何が違うかと思う方もいるかもしれないが特に確定申告と何ら変わらない。
変わると言えば、申告する年が違うくらいなので通常の確定申告のやり方について、自分の覚書用として、今回そのやり方を解説しておく。
当初は去年と同様、スマホで確定申告を完結させようと思っていたがFXの繰り越し損失についてはどこに入力箇所があったか分からなかったので諦めてパソコンから確定申告を行った。
初めて確定申告してみた。初心者でも分かる画像付き超簡単マニュアル(2022年3月提出版)
eTaxを用いたパソコンからの入力でもマイナンバーカードの読み取りには、カードリーダーを新たに購入せずとも、
パソコンにQRコードが表示される
↓
スマホで読み込む
↓
という流れだけで読み取りは完了し、パソコンでの入力画面へ遷移することができる。
今回の自分の主目的はeTaxでFXの損失を申告しておいて今年以降にFXで利益が出た場合に税金がかからないようにすること。
ただ実際には、他の目的もあり、結局、主にやったことは、
なのでそれぞれ目的が異なる人でも上記のどれかに該当するようであれば参考になると思う。
①収入
②所得控除
ここで寄付金控除も記入する。
具体的な記入方法は上記の下記の記事でも記載しているので参考にしてほしい。
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③配当控除
配当所得の記入は楽天証券やSBI証券からxml形式のデータをダウンロードしてきてeTaxで読み込みをすれば自分で記入することはない。
赤枠の部分に配当金の額が記載されてればよい。
④税額控除
ここで赤枠の部分の外国税額控除の記入をしていく。
外国税額控除
下記年間取引報告書の部分を確定申告書に記載する。
去年の分の税額控除限度額が余ってる場合は今年も使えるので去年の確定申告書を見て記載。
⑤FX損失繰越
こちらも年間の損益報告書から下記の部分を記載することで1年分の損益を申告しておく。
記入が前後するが、下記画像の「収入金額・所得金額入力」の項目に戻って(記入順番は特にないので書けるなら先に記載しておくのもよい)、「先物取引に係る雑所得等」に記載をする。
この時点でも還付金の額が確認できる。
問題なければ次に進む。
⑥住民税
住民税の支払い方法を決める。
会社にバレたくない人は「自分で納付」を選択する。
⑦還付金
自分の場合は今回は総合課税だと、1万ほど減ってしまっていたので申告分離課税で申告した。
前年分以前の確定申告
下記のように還付申告という形で行うことができる。