下記のような話がある。
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引用元『会社がなぜ消滅したか』(読売新聞社会部/新潮文庫)の「文庫版あとがき」
このように決断をしないままずるずる小さいことばかりしていると気づいたときには大きな決断をすることすらできなくなってしまう。
決断をしないことはこの例でいえば逆に小さな砂、砂利、石を入れることを選択していることだということ。
さらには思考停止なんかしていたら水くらいしか入れずにそのうち自分の人生で首が回らないほど行き詰ってこんなことじゃなかったのにと嘆くだけの人生になってしまう。
はたから見れば自分でそんな人生を選択したに過ぎないのに。
持ち家か賃貸かという議論がよくあるがずっと議論するだけで判断せず悩んでいるだけだと結局上のような大きな石が入れられなくなる可能性をはらんでいる。
ただ、持ち家を購入すればいいということではない。
何も考えずに購入することは大きな石を入れたことにはならない。
それは小さなものを入れているだけに過ぎない。
逆に賃貸を選択したとしてもそれが自分が考えたうえでの判断であれば大きな石を入れたことになる。
賃貸にしても購入しても考え抜いて早く決めることが大きな石を入れられる唯一の方法となる。
賃貸と持家論争の決着