無垢材にもいろいろな種類があるが自分の好みそうな材種についてまとめてみた。
ちなみに無垢材の硬さ、明るさを簡単に表にすると下記のようになる。
スギやヒノキもいいが自分の好みとしては柔らかすぎるし、バーチは明るすぎるという感じなので今回はオーク、アカシア、チークをあげる。
オーク
特徴
比較的硬質な材種で、その耐摩耗性からフローリング材として向いている。
また木は材質により塗料の発色の良し悪しがあるが、
オークは着色性も良く、比較的塗料の浸透性が高いため、好みの色に染めやすい。
見た目
木も材種により表情がそれぞれだが、荒すぎずスッキリしすぎない適度な木目が特徴。
明るい色合いで木目がはっきりしている。
節を含むグレードでは、力強い節が床材としての安心感を与えてくれる。
コスト
オークという材種は全世界的に安定的供給されているため、
フローリング材として流通しやすく、比較的安価に入手可能。
価格帯の目安(m²単価):5,000円~10,000円
アカシア
特徴
主に東南アジアの亜熱帯地域原産の木材。
アカシア材は世界の様々な地域に分散しており、厳密には数百種類の品種が存在する。
日本で流通するアカシア材の多くは、リーズナブルな価格の割に適度な硬さと加工性の良さがある。
見た目
赤~茶褐色の異なる色味のコントラストが美しい。
同じ木からでも、取る部分によって色に差があり、明暗に違いが出やすい。
時々絡み合う渦のような木目が特徴で白太(辺材)と赤味(芯材)や節などを含むことが多い。
コスト
広葉樹の中でも安い価格帯。
植林が可能な木材で、比較的少ない樹齢での伐採可能なため。
ただし、節や白太などを含むグレードが多く流通している。
まれに天然木のスモールリーフアカシアなどもあるが、
出材量が極端に少なく、木目の美しさや寸法安定性の高さから
こちらは非常に高価な価格帯となる。
価格帯の目安(m²単価):3,000円台~7,000円
チーク
特徴
チーク材はウォールナットやマホガニーと並び世界の銘木としても有名。
樹木に含まれる油分が多い為、水気に強く耐久性に優れ、腐れにくい。
硬く、伸縮や反りが少ない。
その耐久性と加工性の高さから様々な用途で利用されてきました。
床材としての耐久性と美しい意匠性の高さから世界で人気のフローリング材としても有名です。
油分が多く含まれ腐食や虫害からの耐性が高く施工後のあばれや曲がりが少なく寸法安定性が高い。
見た目
時間の経過とともに赤褐色の木目は濃く飴色に変化していく。
高級リゾートホテルの内装やブランドショップなどでの内装材としても広く採用されている。
コスト
広葉樹の中でも高い部類。
ただし、植林木か天然木かによっても価格は大きく変わる。
天然で育った大系のチーク材は希少性が高く価格も高い。
多くは植林木で、天然木と比較すると安定供給が可能で価格的にもリーズナブル。
フローリング材の幅や厚みといった規格によっても価格帯が変わる為、価格帯には非常に幅がある。
価格帯の目安(m²単価):6,000円~12,000円
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