天職とは何かという観点から以前書いたが、
ポイントとなる好きなこと、得意なこと、大事なことはじゃあどうやって見つければいいかという点をまとめてみた。
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好きなことを見つける質問や方法
まず好きなこととは突き詰めたい、知りたい分野のこと。
その点で下記3点を考慮してみると好きなことが見つかる。
1. お金払っても勉強したいことは何か
2. 出会えてよかった、救われたと思えた分野やテーマは何か
→救われたと思う分野を仕事にしてしまえばモチベーションを高く維持することができる
3. 本屋に行くこと
→本屋内を一周してどこの棚、分野の前で興味を持ったか、もっと見たいと思ったか。
→これが好きな分野。
得意なことを見つける質問や方法
得意なこととは自然と当たり前にできること
→頑張らなくても勝手にできてしまうこと
1. イラっとすること、心がざわざわすること何か
→イラっとすることの大半は「何でこんなこともできないのか」と感じること
→自分が当たり前にできることだから相手に求めるハードルが高くなってしまってそのハードルに達してないに人にイラっとしてしまう
例えば気遣いができない人にイライラする人はたいてい気遣いができる人だったりする。
これを理解しておくだけでもイライラしてしまうことを自分が得意なこととしてポジティブにとらえることができる。
2. 今の仕事を辞めたとしてもこの部分は続けたいなと思うことは何か
→仕事はいろんな作業の組み合わせでだがその中で自分がやっていて心地いいなとかやっていたいなと思う作業は何か
→自分の得意なことがフルに発揮されているところ
→この比率を増やしていけると天職に近づけることができる
3. 自分の強みって何かを周りの人に聞く
自分の強み(得意なこと)はあたりまえにできてしまうこと(無意識にできてしまったり)なのでこれらの質問に答えていってもピンとこない部分があったりするもの
→そういうところはいつも自分のことをみている周りの人に聞いてしまうことが手っ取り早く確率が高い
注意したいのは、
得意なことをしてる時は頑張ってなくてもできてしまうので達成感がない、逆に不得意なことができたときに頑張った感が出てしまって不得意な方を得意なことと勘違いしてしまって伸ばそうとしたりしてしまいがち。
→頑張らなくても成果が出ることが得意なことだとあくまでの認識しておくことが大事
大事なことを見つける質問や方法
自分がどんな価値観を持っていて何のために働くのかが大事なこと
ことを大事にしているか
1. 自分の子供を育てたり部下だったりに助言するときに一番伝えたいことは?
周りの人に伝えたいメッセージ≒仕事を通して社会に届けていきたい価値
という関係式から自分が何を大事にしているのかが見えてくる
このあたりが見えていると納得して仕事に取り組めるので迷ったりしなくなる
2. 自分や他人、社会に対してもっとこうだったらいいのにという風に思うことは?
現状に対して自分の理想とのギャップを埋めることが仕事となる。
なので自分の理想というのがどういうものかを考えると大事なことが見つかりやすい。
特に仕事について考える場合は社会に対して理想を考えるほうが仕事(=社会への貢献、サービス)
例えばみんなが生き生き働ける社会だったらいいのにとか、満員電車がなくなって快適になったらいいのにとか
3. これまでかかわった人の中で最高の上司、先生は誰ですか?それはなぜですか?
→最高の上司というのは自分の理想を自然と反映しているものなのでそこから大事なことは何かという深堀りをすることができる
注意すべきは、
これらの質問や行動をすることで一発逆転ですぐに仕事になると考えるのではなく少しずつやりたいこと、得意なことなど要素を取りこんでいくことが大事。
その結果だんだんその割合を増やしていくことで成果が出るものとして認識しておくこと。
そんなにすぐいい状況に持っていけない。
なのでまずはすぐに環境や仕事を変えるという判断をするのではなく、その環境で満たされないことに対して対策をとってみたうえでダメだったら環境を変える順番で対応すべき。
その方が納得感を持って行動に移せて公開や迷ったりすることがない。