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SBI証券のFXでロスカットになる金額とは?

SBIでFXを始める時にどの項目の金額でロスカットされてしまうのか分からなかったので色んなサイトを見てみた。
それでも分かりづらく理解できなかったので忘備録としてSBI証券に実際問い合わせた事をまとめてみた。

 

 
まず疑問点は下記でそれぞれの答えを例題も交えて解説していく

Q1.SBI証券のFXでロスカットされる金額とは?

A1.
ロスカット預託保証金率が事前に設定したロスカット率を割り込んだ際に行われる。
※預託保証金率=実質保証金÷必要保証金×100
→預託保証金率(以後①)≧実質保証金(以後②)÷必要保証金(以後③)×100になったらロスカットされる

Q2.その計算方法は?

A2.
例1
1. ロスカット率:30%
2. ローレバレッジ1倍コース
3. ロールレート:110.00円
4. 10000米ドルを保有
 
預託保証金率(①):30%(1.より)
30%≧実質保証金÷必要保証金×100
必要保証金×30%≧実質保証金
ロスカットラインは実質保証金が必要保証金の30%以下になったとき
必要保証金額(②)=110.000円×10000米ドル×100%=1,100,000円(2. 3. 4. より)
必要保証金×30%≧実質保証金
1,100,000円×30%=330,000円≧実質保証金

→実質保証金(③)が330,000円を下回るとロスカットが実施される。

必要保証金は日々のロールオーバーレートによって変動する。
必要保証金は、SBIFXα取引サイト「ホーム」画面右下にある「必要保証金一覧表」で赤枠で確認可。
 

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例2
1. ロスカット率:30%
2. ハイレバレッジ25コース
3. ロールレート:110.00円
4. 10000米ドルを保有

 

ここで先ほどはローレバレッジコースだったため必要保証金率はそのまま100%だったがコースによって必要保証金率は下記のように変わるので注意

※法人の場合は異なる

 

 
預託保証金率(①):30%(1.より)
必要保証金額(②)=110.000円×10000米ドル×4%=44,000円(2. 3. 4. より)
実質保証金額(③)=44,000円×30%=13,200円

→実質保証金が13,200円を下回るとロスカットが実施される。
  (下回らない限り、実施されない。)

例3

ここからは実際の自分の口座情報を参考に解いていく

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1. ロスカット率:30%
2. ハイレバレッジ25コース
3. ロールレート:106.70円
4. 20000米ドルを保有
 
預託保証金率(①):30%(1.より)
必要保証金額(②)=106.70円×20000米ドル×4%=85,386円(2. 3. 4. より)
実質保証金額(③)=85,386円×30%=25,616円

Q3.ロスカットされる為替の値は?

A3.
現在値がいくらになったらロスカットされるかの計算方法は以下。

ロスカットされる評価損益=589,101円(実質保証金額)-25,616円(必要とされる実質保証金額)=563,485円
現在の実質保証金額589,101円が損失が出て25,616円になるとロスカットされるということ。
 
これを為替に置き換えてどのくらいになったらロスカットされるかを計算する。
563,485円÷2枚(10,000米ドルを2枚保有(これを買建玉枚数という))÷10,000米ドル=28.349円

→現在値から28.349円円安になるとロスカットされる。
つまり106.7-28.349=78.351円になるとロスカットされる
ということ。 

ロスカットされないようにするには

上記よりロスカットされないようにする方法は
などがある。
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