タンパク質の吸収に絶好のタイミングといわれるゴールデンタイム。
このゴールデンタイムは筋トレ後とされているが最近は別の考えもあるらしい。
筋トレ後30分から1時間半ぐらいまでを筋肉のための「ゴールデンタイム」と言われ、
特に30分までが筋肉が発達しやすく、タンパク質吸収には絶好のタイミングで、摂取したタンパク質のほとんどが筋肉を合成することに使われるのだとか。
ただ最近はあまり関係ないとう説もあげられている。
それというのはタンパク質の合成というのも大事だがタンパク質の分解も考慮する必要があるというもの。
また筋トレ後のタンパク質の合成は24~36時間もの長い間行われていて筋トレ直後だけ飲んでも意味がないということ。
それよりも先ほど言ったむしろ筋トレ中のタンパク質の分解を防ぐ方が大事だとか。
筋トレ中の筋肉の分解の主なイメージ
筋トレ中から筋肉の合成が始まる
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アミノ酸が必要となる
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血中や筋トレしてない部位からアミノ酸を持ってくる
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筋トレしてる筋肉の合成を行う
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筋トレしていない部位の筋肉が減ってしまう可能性がある
上記のようなことが起きうるため筋トレ前にプロテインを飲んで血中アミノ酸を上げておくことで筋肉の分解を防ぐことを心がけることが重要。
ホエイプロテインを飲むことを例に考えた場合、
ホエイプロテインは飲んで70分程度で血中アミノ酸濃度が一番高まる。
したがって筋トレする70分前に飲むと効果的ということになる。
このように新しいゴールデンタイムは「筋トレ後」ではなく「筋トレ前」の70分前となる。
もちろん筋トレ後も一定期間にプロテインを摂取することで血中アミノ酸を高めておくことは大事。